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ISKA世界ムエタイバンタム級王者のディーン・ジェームスは9月末に負ったケガのため、来る1月10日、東京・後楽園ホールで開催の新日本キックボクシング協会主催「WINNERS 2016 1st」で行う予定だった王座防衛戦を行なうことができなくなりました。

負傷欠場の正式申し出は、すでにディーン所属ジムの代表であるトニー・マイヤーズ会長よりISKA EU本部に提出されております。

この申し出を受け、ISKA EU本部はディーンの王座返上を認め、改めてジェームスに挑戦する予定だった世界バンタム級5位の志朗と同級1位のダニエル・マッグウォーンの間で王座決定戦を行なうことを決定いたしました。

 

☆ISKAムエタイ 世界バンタム級王者決定戦(3分5R)

世界バンタム級1位 ダニエル・マッグウォーン:Daniel Mcgowan (チーム・ティュージム/イギリス ロンドン)

VS

世界バンタム級5位 志朗(治政館/BeWELL)

☆日時・場所 2016年1月10日 東京・後楽園ホール 新日本キックボクシング協会主催「WINNERS 2016 1st」

☆ダニエル・マッグウォーンのプロフィール

Daniel Mcgowan

1996年3月2日生まれ(19歳)

イギリス・ロンドン出身

チーム・チュージム所属(イギリス・ロンドン)ペッティンディジム所属(タイ)

※世界王者やランカーを多く出しているロンドンの名門ジム

得意技 ローキック 右ストレート 首相撲

通算戦績25戦21勝(15ko)3敗1分(ヨーロッパにおいての戦績)

現在所有しているタイトル

ISKA認定 英国ムエタイバンタム級王者

ISKA認定 ヨーロッパ南部地区王者

英国 バンタム級 2014年度最優秀選手に選出

☆ダニエル・マッグウォーンとはどんな選手か?

4歳からムエタイをイギリスで始めた。9歳でタイに渡り、現地の英国の学校に通いながらタイ国の名門ムエタイジム で本格的な練習を開始。

11歳まで同ジムで練習をしながら試合に臨んだ。

英国ではムエタイ・キックボクシングのジュニアのタイトルをほとんど獲得。

16歳で再びムエタイのトップを目指してタイに渡航。ペッテンディジムに所属してルンピニスタジアム、ラジャダムナンスタジアムをメインに試合を行った。

その実力が認められ、ペッテンディジムでは外国人として初めてムエタイのプロ

の専属選手として契約した。

現在はスポーツジムのパーソナルトレーニングコーチとしてキックボクシングを指導して、タイとロンドンで定期的に試合を行っている。

今年6月13日、札幌でTOMONORIをKOしてISKA世界ムエタイフライ級王座を獲得したポール・ダ・シウバに判定勝ち。

タイ人も多く出場し、テレビ中継もあるイギリスのムエタイイベント”Yokkao”や”Smash”にもレギュラーで出場中。

現在、ISKAのバンタム級1位だが、元王者 ディーン・ジェームスは、その実力を恐れて一度も挑戦を受けなかった。

アンディ・ハウソンやリース・クルークなど旧世代の名王者たちが引退、あるいは休養中のイギリスキック界においては軽量級で最も期待されているホープ

※タイ本国のムエタイでは、外国人と専属契約を結ぶケースは少なく、タイでの実力が認められ、欧米人として初めてタイ最大のムエタイ&ボクシングプロモーション「ペッティンディプロモーション」と契約したことでタイでも話題。ペッティンディプロモーションはペッティンディジムも運営しており、ボクシングでは、日本でも有名なポンサクレック、オーレドンなどの世界王者を輩出しており、ムエタイではノンオー、サームエー、ルンペット、ペットモラコット、ペッテェー、ナタポンなどのムエタイのメジャースタジアムのチャンピオンが所属しているジムとしても有名である。