RISEワールドシリーズ第1戦目となる、3月10日大田区総合体育館で開催された第8試合目に出場した志朗は、ウクライナ出身のウラジスラフ・ミキータス選手にKO勝利した。
ミキータス選手は志朗よりも高身長で、パンチとヒザ蹴りを得意とし、これまでウクライナ国内やヨーロッパで数多くの勝利を納めてきた強豪選手だ。
志朗がRISEルール2度目の本試合に対して、ミキータス選手は初となったが、ウクライナの絶対王者としての自信を身にまとい志朗をむかえ討った。
1R、早くも前へと攻撃を仕掛けるミキータス選手に対して、志朗は的確なローを狙っていく。
2R、ミキータス選手への距離感を掴んだ志朗は、ミキータスのキックをうまくかわし、右のローを中心にあて、ミキータスの気力と奪っていく。志朗はキック、ボディーとリズムカルにあてていき、ミキータスの苦しげな顔が目立つようになった。
3R、志朗の右ローで、最初のダウンを奪う志朗。立ち上がり攻撃を仕掛けるミキータスだが、志朗のローでの攻撃はさらに強まっていく。そして続くローでついに倒れるミキータス。立ち上がることはできなかった。レフィリーのストップにより、志朗のTKOが決まる。
この勝利により、次戦の大阪での準決勝は、ルンキット選手との戦いになる。
RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Bブロック)1回戦 3分3R延長1R
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)
VS
ウラジスラフ・ミキータス(ウクライナ/WAK-1F K-1ルール世界王者)
志朗TKO 3R 1分09秒(右ローキック)
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