初めてのタイで3・
「もう最悪だ」
1月13日、潘隆成(クロスポイント吉祥寺)
ここでベテランの鈴木はワンツーや右ローで猛然と反撃を開始し、
この際、
潘は鈴木のローは食らったことのないほどの重さだったと振り返る
「腫れが引くまでに1週間くらいかかりました」
翌日は学校に行くのが精一杯で、
「おかげで人材開発論の単位を落としてしまいました(苦笑)」
鈴木との王座決定戦を迎えるまでの潘は7戦全勝と無敗の快進撃を
「5R終わった時点でもうスタミナが残っていなかった。
敗因はそれだけではない。
「試合当日もフィジカルトレーナーに『
しかし、終わってしまえば全てが経験だ。
「相手が強くてもタイでやりかった」
──なぜ?
「自分が教えてもらっている先生はみなタイ人。
タイでの試合が決まると、
「技術もそうだけど、
タイのムエタイの判定は49-
「どこが(勝者から)
以前習ったタイ人トレーナーからはこんな話も聞いた。
「相手の蹴りをきれいにカットする。
ムエタイの一流選手ともなれば相手に蹴り足を掴まれても、
「考えれば考えるほど頭が痛くなりそう」
──落とした人材開発論の論文より難しそう?
「難しいです(苦笑)」
3月17日、タイ・ランシットスタジアム
▽スーパーライト級3分5ラウンド
潘隆成(クロスポイント吉祥寺)
VS
ファーペット・シンマナサック(タイ)