「(ヒザを打つ時には)手からちゃんと押せ!」
3月某日、
文・布施鋼治、試合写真・早田寛
ほかにも相手をこかす時の足の使い方など、
「
受ける方との息もピッタリ。
「当たる箇所は一緒なので、
ミドルキックやヒザ蹴りを打つ中向を観察しているうちにはたと気
「しっくりくるようになってきたのは1年くらい前ですかね。
中向が初戴冠を成し遂げたのは2013年11月4日。拓郎(
「ベルトは上がってきて獲ったというより、
鈴木会長からのアドバイスは以前から指摘されていることだという
「今までは頭で理解はしていたつもりだったけど、
──頭ではわかったつもりでも、
「そうですね。(蹴りの)戻りはできるけど、
中向がさらに自信を深めたのは、
果たしてシリモンコンとの一戦が決まり、
「強いし、うまいし、(互角に渡り合うなんて)
しかし、勝負はやってみなければわからない。
「ローもヒジもパンチも当たった。
中向にとって3月17日のランシットスタジアム決戦はシリモンコ
そんな状況なので、中向は対戦相手の変更を全く気にしていない。
「変な話、パンチやローで倒すというのではなく、
30歳を過ぎても成長中。前回以上の自信を胸に、
「KICK REVOLUTION2015」
3月17日・タイ国ランシットスタジアム
▽ライト級3分5ラウンド
MA日本スーパーフェザー級王者
中向永昌(STRUGGLE)
VS
タイ国ライト級
ソーングランチャイ・ポー・コブカー(タイ)