7月6日(現地時間)、タイのランシットスタジアムで行われた「KICK REVOLUTION 日本-タイ5対5全面対抗戦」は日本チームの全勝に終わった。

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大将戦に出場した志朗はセーングサクッダー・チョーワチラを1Rからローキックで圧倒。3Rには右ハイキックで幻のダウンを奪うなど、終始試合を優勢に進め、判定勝ちを収めた。
志朗kickrevolutionshirou
副将戦に出場した中向永昌は1Rにユーリソークルウォンのハイキックが左目に入るアクシデント。その直後から劣勢を強いられたが、ラウンドを重ねるにつれ挽回。途中からローを効かせて判定勝ちを飾った。中堅戦に出場した清川祐弥も1Rから得意の左ミドルで快調に飛ばす。その後ヒヤッとさせる場面もあったが、試合のペースは渡さずポンサックレック・シットダープニットから文句なしの判定勝ち。副将戦に出場した松崎公則は身長差のあるアッサワテープ・シットダープニットをパンチで攻略。4Rにアッパー気味の右をたたき込んでKO勝ちを収めた。先鋒戦に出場した華也はキレのある前蹴りやサイドキックでブアカーオ・ジャンタラウボンをじわじわと追い詰め、誰もが納得の判定勝ち。5対5マッチのあとに出場した津田鉄平もホングダム・チョーワチラとの打ち合いを制し、2RKO勝ち。フィニッシュブローは十八番の右ボディフックだった。
<文・布施鋼治 写真・早田寛>
KICK REVOLUTION試合詳細は追ってレポートいたします。