2017年6月30日 ルンピニースタジアム で行われた、スック・ギャットペット第2試合 123P契約 シロー・ペットパヤタイ  VS ヌアペット・シットロムナオ は、49-47で志朗の判定勝利だった。

 

新日本キックボクシング協会大会後初の試合となったルンピニースタジアムでのスック・ギャットペット第2試合は、志朗にとって、3月に続く第二戦目のテレビマッチだ。

タイのムエタイにて、テレビマッチに外国人選手が出るのがとても難しい。その中で注目度の高い第2試合目のテレビマッチが組まれたというのは、ギャッとペットジムの志朗への高い期待の証だ。

移籍後初の3月に行われたテレビマッチでも勝利を勝ち取ったことで、当地のギャンブラー、マスコミ、プロモーターと志朗に注目している。

今回の対戦相手ヌアペットは、前蹴り、ミドルキック、首相撲からの肘うちが得意な、典型的なムエタイスタイルの選手だ。大きな試合にも出場経験豊富で、強豪選手として知られている。

1R、2Rは、ヌアペットの前蹴りとミドルキックがタイミングよく入り、賭け率はヌアペット優位に進む。志朗は3R目から、ローキック主体のパンチ攻撃で、ヌアペットを攻め立てる。ここでポイントが近づく。
4Rの勝負の時、前に出て攻撃をする志朗。ワンツーからフック、ローキックを続けざまに出して、的確にヌアペットにヒットさせる。このラウンドで、ポイントは逆転して、賭け率も大差で、志朗有利に動いた。
5Rに入ると、ヌアペットは最後の逆転勝利に向けて、KOを狙ってきたが、志朗は、パンチからのローキックで応戦。しかし、その差は広がるばかりで、賭けが成立しないほどの大差で志朗が圧勝した。

そのヌアペットに勝利した志朗は、7月後半にルンピニースタジアムで行われる3戦目の試合出場が確定した。あと2勝か3勝すれば、世界中のムエタイファンがテレビ観戦する7chテレビマッチに出場させると会長は志朗に言った。

 

 

写真提供:NOW26 (Wanchai Kraisornkhajit)