志朗、ギャットペットジムに移籍後、第4戦目になるルンピニースタジアムでのテレビマッチが、9月16日行われた。
対戦相手は、リアムタック・シンビームエタイジム。今回は試合1週間前になり突然の対戦相手変更。相手のリアムタックは、124P。これまでの対戦相手が122Pだったので、それよりも重い選手だ。
志朗は125P契約体重となった。志朗は序盤得意のローキックを当てていく戦法。そして2Rからは、パンチの技をワンツー、アッパーとつぎつぎと決め、観客席からも大きな声があがった。ギャンブラーたちを沸かせた試合となったが、3R目に入り、リアムタックは首相撲を決めはじめ、お互いヒザの蹴り合いの応酬となる。
志朗は試合を最後まであきらめず、パンチを当て一発逆転を狙っていくが、リアムタックは自身の体勢の優位を存分にアピールしジャッジの評価を上げていた。
試合は、三者とも49-47という結果で、志朗は判定負けとなった。これまでに実績から志朗にはギャンブラーからも多くの期待がかかった試合だったが、試合後志朗は「首相撲での実力が足りなかった」と話す。
自身の伸びしろを確信し、さらにムエタイの技を極めていきたいと決意を新たにした。
志朗試合記事efightより「志朗ルンピニーで南部王者に敗れる」
試合データ
2017年9月16日
バンコク・ルンピニースタジアム
スックムエタイルンピニーTKO/
第3試合
リアムタック・シンビームエタイジム 124P
VS
シロー・ペットギャットペット 125P(松本志朗:Bewell)
(勝者:リアムタック:判定)