10月15日(土)東京・大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』出場選手の公開計量が、14日(金)都内で行われた。
志朗は、第6試合に出場。対戦相手の大﨑孔稀(OISHI GYM/フェザー級10位、BOMバンタム級王者)選手と共に計量をパス。
6月に行われたTHE MATCH2022では、自身の結果を残せず敗れた志朗は、大﨑孔稀選手との闘いに、これまでの志朗スタイルを払拭し臨む覚悟だ。
3月25日、志朗の地元のさいたま市で活動されている、「きっかけフレンドパントリーさいたま北」様に、熊本県山都町、芦北町、人吉市、福島県福島市の食品を寄付しました。
この「きっかけフレンドパントリーさいたま北」さんは、ひとり親家庭のみなさんで食料の支援を必要としている方々に、無料で食料を渡す活動をされています。
こちらでは、2カ月に1度の割合で、こうした食料の配布を行っているとのことです。今回ボランティア活動をされている、佐伯かずみさいたま市議会議員が活動の報告を送ってくださいました。
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子育て応援活動
きっかけフレンドパントリー・さいたま北
開催日:2021.3.28(日)午後1時~3時
場 所:生鮮市場イマイ駐車場(さいたま市北区)
子どもの貧困とジェンダーの関係
現在日本では7人に1人の子どもが貧困といわれています。特に一人親家庭では平均所得が夫婦で子育てしている家の半分となっています。
シングルファザーの家庭は18.7万世帯、平均年収は420万円ですが、シングルマザーの家庭は123.2万世帯、平均年収は243万円となっています(平成28年)。これは、シングルマザーの約半数がパート、アルバイト、派遣など非正規就業のためです。
またこのコロナ禍で派遣切りやパートなどの収入減など被害を被ったのは女性でした(非正規女性前年同月比89万人減:3月30日総務省発表)。私たちのパントリーに会員登録している方のほとんどはシングルマザー家庭となっています。
フードパントリーの目的
子育て応援をもとに児童扶養手当受給者などに食品をお渡ししています。
余っている食品を提供するという意味ではフードロスを減らすこと、そして地域でつながりがしにくく、辛い思いをしてきた子どもたちや子育て中の家庭とつながっていく仕組みづくりなど、活動を通じて行っています。
食品を渡して終わりではない
食品を渡すだけでなく、渡しながらおしゃべりをする、悩みを聞いたり、支援の窓口につないでいくことが本来の活動です。私たちの活動も今はコロナ禍で会場にいる時間をなるべく短くするように工夫していますが、声掛けを大切にしています。次回からは元行政の福祉職員だった方の「お困りごと相談」のブースを設ける予定です。
1人分は今回段ボールやまもり、このほかにお米等
【わたしたちのパントリーの課題】
〇食品の供給が足りない
当フードパントリーはセカンドハーベストジャパンや、埼玉フードパントリーネットワークの協力を得て2か月に一度食品を、配付していますが、要望の高いお米、レトルトや缶詰などのおかずやちょっと手の届かない嗜好品などの供給が不足している状態です。
段ボールからお米袋につめかえてリュックにも詰めて持ち帰っていただきました
集まった食品をしわける佐伯かずみ市議会議員
〇安定した供給
セカンドハーベストジャパン以外にも開催事に継続的に食品を提供してくださる個人、企業、団体などが必要です。また運営費のねん出等のためにも寄付を募っていく必要があり、今後の安定した開催をする上での課題となっています。
今回は松本志朗選手の多大なるご寄付で多くの食品を持ち帰っていただくことができましたこと心より感謝申し上げます。いらした方から今日はこんなにあるんですかと、びっくりされ、お礼の言葉を多くいただきました。お米は何キロあっても足りないという声を聞いている中1人5キロのお米をいただいたことは非常にありがたくスタッフともども喜びあっています。また、福島の新鮮なねぎをいただきましたが「高くて買えなかったのでうれしい」という声が多くありましたこと追記いたします。
たくさんの食品をいただきまして本当にありがとうございました。志朗選手の優しく温かいお気持ちにスタッフ一同感謝申し上げるとともに、これからも志朗選手のご活躍を熱烈応援しております。
この活動に賛同し参加くださっているボランティアスタッフのみなさん
キックボクサー志朗はプロデビュー以来、タイのHIV小児孤児施設や日本の被災地に寄付及び支援活動をしてきました。志朗のキックボクシングの活躍で、これらの社会貢献活動が一般の人にも認知されてきました。これを機に 志朗は、 社会貢献活動をさらに発展させていきたいという気持ちを持っております。
写真:熊本県山都町の地域振興に寄付金を梅田穰町長渡した
そこで、社会貢献の目的を明確にして、活動をしていくために、「NPO法人 志朗スマイルサポート」に移行していくことにしました。特に2015年に国連で採択されスタートした持続可能な開発目標=SDGsを中心に活動を進めていきます。
写真:熊本大地震の被災地南阿蘇にある地獄温泉青風荘に復興のシンボルとして提灯を寄付
SDGsは17目標と169のターゲットがありますが、この中から今までの活動にリンクしている目標を選択していきたいと考えております。
詳細は新しくサイトを開設する予定ですので、そちらのほうを参照ください。
2021年2月28日、横浜アリーナで開催された「RISE ELDORADO2021」
志朗は、2019年の幕張メッセでに続き2度目の那須川天心選手との戦いとなった。
これ以上の万全はないと思えるほど、あらゆる想定をしながらトレーニングを行い試合に臨んだ志朗だったが、結果は3−0の判定負けだった。
負けは時間が経つほど悔しさが増してくると志朗。
しかし、多くの人からの暖かい声援を励みにこの日を迎え、戦い切ったことに後悔はない。
自分が勝つことで、多くの人に支援の手が届くという思いは変わらない。
次の試合に向けて、すでにトレーニングが始まっている。
2021年2月28日(日)横浜アリーナで開催される「RISE ELDORADO2021」前日計量が都内のホテルで行われた。志朗、天心選手ともに1回目の計量で規定体重をパス。計量後は、明日の試合に向け記者会見が開かれた。
前回の試合から時が止まっていると大阪での試合後語った志朗。対する天心選手は、前回以上の屈辱を味合わせると答えた。
この日のために、やるべきことはやり切ったという志朗は、試合はあらゆることを想定して臨むという。お互い適正体重の55kgでの一戦。前日の取材では、志朗は体も軽くこれまでにないパフォーマンスの動きができるようになったと自信をのぞかせていた。
両選手は共に永末貴之氏がフィジカルトレーナーと、これもまた因縁の環境にある。リングの上で勝利の手を挙げるのはどちらか。注目の一戦が明日行われる。
2020年7月19日、東京・後楽園ホールで開催されたRISE140。
志朗は、第三試合に出場、NJKFバンタム級2位、WMC日本バンタム級3位の清 志(新興ムエタイジム)選手と戦った。
新型コロナウイルスの影響により、4月、6月と予定されていたRISEワールドシリーズ2020アジア大会は延期になった中でのマッチング。
1月から実に半年ぶりのリングに、志朗は意気揚々と臨んだ。
1R序盤、志朗のローを警戒するかのような清志選手の動きが目立つ。
その瞬間をつき、志朗の右フックが清志選手を完全に捉え、1R26秒のKO勝利となった。後楽園ホールでは、感染予防のための措置が取られており、声を出しての声援などは控えることとなったが、志朗の秒でのKOに、会場からは思わず歓声がでた。
また、会場には、志朗が行っている社会支援活動の中で、交流が深まった熊本県山都町からの応援幕が掲げられており、志朗への熱い応援が届いた。
志朗は、この時期に試合を組んでもらえたこ、そして対戦してくれた清志選手に対して、心からの感謝をリングから伝えた。
コロナの影響を受け、また九州地方などにおきた豪雨による被災にあった方達へ、勝利を得る事で、元気を伝えられたらと語った。
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