2021年2月28日(日)横浜アリーナで開催される「RISE ELDORADO2021」前日計量が都内のホテルで行われた。志朗、天心選手ともに1回目の計量で規定体重をパス。計量後は、明日の試合に向け記者会見が開かれた。
前回の試合から時が止まっていると大阪での試合後語った志朗。対する天心選手は、前回以上の屈辱を味合わせると答えた。
この日のために、やるべきことはやり切ったという志朗は、試合はあらゆることを想定して臨むという。お互い適正体重の55kgでの一戦。前日の取材では、志朗は体も軽くこれまでにないパフォーマンスの動きができるようになったと自信をのぞかせていた。
両選手は共に永末貴之氏がフィジカルトレーナーと、これもまた因縁の環境にある。リングの上で勝利の手を挙げるのはどちらか。注目の一戦が明日行われる。
12月25日(金)都内にて、RISEの記者会見が行われ、2021年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナでの『RISE ELDORADO 2021』について開催が発表されました。
11月1日、大阪でのRISE Dead or Aliveにて勝利を勝ち取った志朗は、[スーパーファイト バンタム級(-55kg)契約]で那須川天心選手(22=TARGET/Cygames)との対戦が決定しています。
2019年9月のRISE世界トーナメント(-58kg)の決勝戦では、那須川天心選手が判定勝利。志朗にとって屈辱の2位という結果に。この負けはについて「あれから自分の時間が止まっている」と大阪でのリングで語っています。
会見の中では、志朗から5Rでの試合は?と問いかける場面も。さらに「人生を変えるチャンスは限られていて、2回目のチャンスを手にしたので、絶対に勝つ」と決意きっぱりと話しました。
<対戦決定カード>
■スーパーファイト バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
那須川天心(TARGET /Cygames)vs 志朗(BeWELLキックボクシングジム
2020年7月19日、東京・後楽園ホールで開催されたRISE140。
志朗は、第三試合に出場、NJKFバンタム級2位、WMC日本バンタム級3位の清 志(新興ムエタイジム)選手と戦った。
新型コロナウイルスの影響により、4月、6月と予定されていたRISEワールドシリーズ2020アジア大会は延期になった中でのマッチング。
1月から実に半年ぶりのリングに、志朗は意気揚々と臨んだ。
1R序盤、志朗のローを警戒するかのような清志選手の動きが目立つ。
その瞬間をつき、志朗の右フックが清志選手を完全に捉え、1R26秒のKO勝利となった。後楽園ホールでは、感染予防のための措置が取られており、声を出しての声援などは控えることとなったが、志朗の秒でのKOに、会場からは思わず歓声がでた。
また、会場には、志朗が行っている社会支援活動の中で、交流が深まった熊本県山都町からの応援幕が掲げられており、志朗への熱い応援が届いた。
志朗は、この時期に試合を組んでもらえたこ、そして対戦してくれた清志選手に対して、心からの感謝をリングから伝えた。
コロナの影響を受け、また九州地方などにおきた豪雨による被災にあった方達へ、勝利を得る事で、元気を伝えられたらと語った。
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