東京・有明アリーナにて、3月26日に開催された『RISE ELDORADO 2023』。
志朗は、メインイベントの[RISE世界バンタム級(-55kg)王座決定戦]にて、ディーゼルレック・ウォーワンチャイ(タイ)とベルトをかけて戦った。
5R延長無制限、そして各ラウンドごとにオープンスコアという戦い。志朗はラウンドを増すごとに対戦相手を追い詰め、最後は右ハイキックでリングに沈めた。
を5R KOし、日本人では那須川天心に続く世界王者となった志朗(BeWELLキックボクシングジム)が登壇し、試合を振り返った。
■TOKYO HEAD LINE
志朗が那須川天心に続いて日本人2人目のRISE世界王座を獲得。そして玖村将史へのリベンジとWORLD SERIES出場をアピール【RISE】
■E-fight
【RISE】世界王座戴冠の志朗、大﨑一貴との”王者対決”見据える!54kgTへ「挑戦者の気持ち」
■GONG
【RISE】なぜ志朗は残り23秒でハイキックKO勝ちが出来たのか「相手が5R目に来るのが分かっていたのでそこは上手く合わせられた」
〈試合情報〉
1月6日(日)
場所:バンコク郊外ノンタブリー県にあるオトコ-3スタジアム
今回の試合会場は、バンコク郊外ノンタブリー県にあるオトコー3スタジアムで開催されます。
ここは、毎週日曜日にギャトペットTVマッチが開催されています。
試合は、1月から新しく始まるスックチャーンムエタイギャットペット興行でギャットペットチュンプロモーターの誕生日記念興行という事もありセミファイナルはプロムエタイ協会タイトルマッチ、メインは元ルンピニーVS7チャンネル王者の一戦とビッグマッチです。
今回は、誕生日記念興行ということで、新 TVマッチ初興行のため食べ放題と記念Tシャツ500枚配る予定だそうです
試合はアマリンTVでタイ全土で生中継され、日本時間20時20〜22時10分で第2試合目の志朗は20時40分頃を予定しています。
インターネットでは、つぎのURLから視聴できます。
http://www.amarintv.com/live-tv/
https://www.adintrend.com/hd/m/ch26
対戦相手は、ペットサムレット・オーボートーノンヤントイ
約3カ月前に、knockoutで活躍するヨードレックペット所属ジムティーデット99ジムに移籍してきました。
その前はワンソンチャン興行で平日興行メインに出ていてラジャダムナンバンタム級ランカーだった選手です。
9月に志朗選手が負けたペットアサウィンに、10月に行われた7チャンネルの試合で勝っています。
体重は124ポンド契約56.2kgといつもより重い契約になりました。
1月19日、テレビ埼玉にて志朗のドキュメンタリー放映される。
昨年5月には、自身が持つISKE世界ムエタイバンタム級王座の2度目の防衛を成功させた志朗。その後は現在の主戦場である、タイのムエタイの殿堂である、ルンピニースタジムにて、テレビマッチにレギュラーで出場。
ランキング入りまでもっとも近いところまで来ている志朗は、すでに現地の強者ギャンブラーたちにも高い人気をほこっている。ハイレベルな戦いをこなす志朗に届いた、RISEへの初参戦のニュース。
この参戦は、2019年から始まるRISEワールドシリーズへの伏せんとなるものだった。志朗は工藤選手相手を倒し、新たな挑戦が始まろうとしている。
番組では、タイの志朗、両国国技館で行われたRISE129試合を追い、そして志朗がこれまで取り組んできている社会貢献活動について紹介する。
2019年1月19日テレビ埼玉 キックボクサー志朗挑戦者編 番組サイトはこちら
試合前に志朗を見てフッと思った。
“これまでに増して肩幅が広くなり、そして筋肉に張りが出てきた!”という事だ。
ギャットペットジムに移籍してから練習方法も大きく変わり、これまで以上にフィジカルトレーニングに重点を置いてきたという。
ムエタイは日本のキックボクシングとは違い、首相撲の時間が長い。キックの試合の様に、片方の選手がクリンチしてもレフリーは試合を止める事はしない。その状態から首相撲としての攻防が延々と続く。
特に近代ムエタイの傾向として、試合中盤(3Rあたり)から首相撲に移行する事が多く、ここでスタミナ消費合戦が繰り広げられる。この試合中盤からのスタミナ消耗戦で優勢ぶりをアピールできなければムエタイでは勝つことはできない。だから打撃のみのキックボクシングとは使う筋肉も違うのだろう。
パッと見の体の変化からも、日々のトレーニングの成果が出始めている事を感じた。
2018年7月7日、タイ・ルンピニースタジアムで開催された、
対戦相手のグリスペット・モーラタナパヌは、
事実、試合開始の掛け率では、
1R、
その中で志朗は蹴りを当てながらも、
2R開始は、志朗の方が先手先手の攻撃を進める。
自分の武器であるローを出しながら、志朗に迫るグリスペットを、
志朗のボディーを警戒してか、
1R目は余裕の顔をしていたグリスペット選手だったが2R目の終
3R双方共に、勝負のエンジンがかかると、。
4R、勝負に出ようとするグリスペット。
4月にKO負けという屈辱を背負っていた志朗だったが、
今回の試合では、
ジムの方針もあり、
写真:จุลดิฐ ปานเพียร (Junladid Panprien)スポーツ専門チャンネルSMBテレビ(タイ)専属
2ラウンドも志朗は右ローからつめてゆく。志朗の右ローのタイミングが良く、そこからの右ストレートやボディーへのパンチも脅威となっていた。
終盤、ジャオスアヤイは足が効いてきてきいるのか、苦し紛れ?にも見える飛び膝蹴りを放った。
もちろんこの飛び膝は当たるはずもなく、志朗のローキック攻撃が続いてゆく。
志朗の攻撃ヒット数が多いため、場内賭け率も志朗有利5-2と差が開いてゆく。
志朗の勝利に賭けているギャンブラーが多い証拠といえた。